2016年10月28日金曜日

【書籍雑感:自分に必要なミニマムさに気付く充実生活エッセイ漫画】 『やめてみた』



著者の、わたなべぽん氏は時々漫画家で、ほとんど主婦の人。

この作品は生活の中の「なんとなく使ってきたけど本当に必要か

どうかわからないもの」や「なんとなくモヤモヤする考えグセ」など

を思い切ってやめていく話です。


最近は、断捨離やミニマリストなる言葉がありますね。


東洋経済ONLINEの「95%を手放す!あるミニマリストの生活」

記事なんかは、お手本で爽やかなである種のストイックさを感じ
させてくれます。非の打ち所がない、隙がないですね。真似する

のは厳しいかも、と思う人もいるでしょう。


しかし、この作品は、漫画家を夢見みていた古本屋のヘビースモー

カー店長の経歴もある著者が、主婦として家庭生活などを過ごす日

々のなかで気付いて、「やめたら本当に必要なものが見えてくる」エ

ピソードで、ほのぼのさのある画調でゆるり~とした空気を楽しめる

のが特徴です。


炊飯器の故障をきっかけに、お米の土鍋炊きをしてみたら、こりゃ

素晴らしいと定着した話や、思い切ってゴミ箱の数を減らしてしまう

ほか、ダンナさんの助言から、インターネットへの執着防止ルール

を決めたり、親切やサービスには「過剰なスミマセンを言うより、あ

りがとうだね」に気付く話など、技術論臭ささがなく、その凡庸さゆえ

に、等身大で人生の充実感って何かなぁを逆に考えさせられます。



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